指先の悲劇
インフルエンザに罹って以来、体内の水分吸収能力が激落ちしたようで、あちこちが乾燥気味。
水仕事ではビニ手をしているにもかかわらず、親指の先がひび割れた。
割れるとほんとに痛いよねぇ。
類似品はいろいろあるけど、コロスキン。
やっぱこれが一番いいと思うのよ。
よくくっつくし。
私が子どもの頃には既にあったから、ものすごいロングセラーだ。
ぐわっと傷口を開いて、べっとり重ね塗り。
染みて痛いのが、また快感だったりして。
セメダインと何が違うんだろうかと、子どもの頃は疑問だったわ。
まあ明らかに違うよね。
治ってくると、へばり付いた塊を剥がしたくなってしょうがない。
無理に剥がすと、元の木阿弥、その繰り返し。
そのうちひび割れは治ってる。
それにしても、60の指先。
きれいなネイルどころか、あたしゃコロスキンだよ。
いまごろ気づいた。
コロスキンって、もしかして、殺す菌?