小さな春
咲きました。
急遽二日家にいない間に。
売れ残った数個の中から選んだのは、赤と黄色の混合だったみたい。
確か30円の球根。
半年かけて、私を楽しませてくれてます。
球根は、寒い時期が必要だとか。
温いままだと、咲かないのですね。
ここで、人間も…などと、普遍的な話に持って行きもせず、
ただただ、花の美しさ、可愛らしさに一人目を細めております。
風邪で体調を崩した身重のお嫁さんのヘルプに行って来まして、
朝ごはんを終えて、2歳の小さな手を引いて、近くの神社まで散歩に行きました。
途中の畑には、小さなみかんがなっていて、タンポポが咲き、ちょうちょが飛んでて、上空ではヘリコプターが飛んできました。
道草をたっぷり食いながら、ゆっくりゆっくり歩きます。
小さな本殿で、綱を揺らしてガラガラを鳴らし、おはようございます、とご挨拶。
隣で2歳も手を合わせ、私を真似て、
ふにゃふにゃじゃましゅ、とご挨拶。
頭の中では、トトロの一場面が浮かんでいます。
めいがお世話になりました。
小さな境内をぐるりと一周、鳥居を出るときは、振り向いて、
ありがとうございました、とご挨拶。
隣で2歳もちょこんと会釈します。
私、全く信心深くはないのですけどね。
なんでだろ、そんな心境になった自分が不思議です。
やっぱ、年取ったのかなあ。。。