ぴあの、再開
6月頃から、なんだか気が急いて、あまり触らなくなってました。
気持ちが落ち着いてないと、向き合えない気がします。
弾けなくなってるんじゃないかとの弱気が億劫に変わり、だんだん触れなくなっていくのがフェードアウトのパターン。
あまり考え過ぎるとますます遠のきます。
このところ落ち着いてきたのか、再開しようという気になりました。
待ってましたよ、この気持ち。
で、弾いてみましたところ、
3か月のブランク < 2年間の積み重ね
指が覚えていてくれて、間違えつつも弾けたのでひと安心しました。
技術でなく感覚で、気持ちをゆったりと、気持ちを載せて、音をよく聴いて、弾く。
と言われ続けたことを思い出しながら。
柔らかい気持ちにならないと、途端に弾けなくなります。
レベルで言うと、到底私が挑める楽曲ではありません。
いつか弾きたいなぁ…と遠くを見ながらぼそっと呟いたら、今でしょ!と先生に背中を押されたのが2年前。
弾けるものを弾くのではなく、弾きたいものを弾く。
私の場合、これが長続きの秘訣です。
速く弾かなくていい、味わいは人それぞれだから自分らしく弾けばいい、との言葉に支えられての2年間。
もちろんあのように速くは降りられませんが、6音ずつ丁寧に意識してねということで、めげずに根気よくやってたら、ある日音を取って降りられるようになりました。
それと、指がもげそうなところは、音符を減らしてもらってます。
長い指で滑るように弾いて世の女子を魅了したハンサムなリストさんが聴いたら、遅いわ音符削減だわで、きっと唖然となさることでしょう。
年末に向けて昭和歌謡のセッションの練習、振り出しに戻って再開です。
何年かかるか、無謀なる挑戦エチュード10-3、これまた難易度無視ですが、先生は任せなさ~いって。
それと、いつか即興で弾けるようにコード練習もぼちぼちと。
使う脳みそが違うそうで、BとDは何処だっけといまだ途方に暮れる…
私の帰りを待っていた草花は、切り戻した2か月前こんなだったのが、
いまではこんなふうになりました。
たった一鉢ですが、日々楽しませてくれてます。